パタゴニア ヒッチ情報@エルカラファテ→ロスアンティグオス② 変態編
7月25日現在@チリ サンティアゴ
3月25日@エルカラファテ
前回のつづき。
人気の洞窟”マーブルカテドラル”へ行くためにはまず国境の町、ロスアンティグオスへ行かなければなりません。
ロスアンティグオス→(アルゼンチン・チリ国境)→チレチコ→トランキーロ(マーブルカテドラル)
そしてマーブルカテドラルまで行くルートが非常に面倒くさいらしく、その上そこへ行った人の感想は「実際いったらそんなにたいしたことなかった」という意見もちらほら。
その日のお天気や人の価値観の違いなどにもよりますが、実際はこんな感じではないらしく、がっかりするらしいです。
まぁベルギーの小便小僧・デンマークの人魚姫の像・シンガポールのマーライオン 世界三大ガッカリーに比べたらまだマシなのかな!?
(ちなみに私がマーライオン見たときなんて、前日に雷が落っこちて布で覆われていたから更にがっかり!)
マーブルカテドラルにそれほど興味もなかったので、本当はバリローチェまでアルゼンチン側をヒッチハイクしてそのままチリへ入国したかったけど、私はアルゼンチンのVISAの残日数があと4日しかなく、とにかく早くチリへ入国したかった。
もしバスで行くとなるとカラファテからバリローチェまでは2190ペソ(約16000円)。。。高すぎるしヒッチハイクで行くには日数的にもVISAが切れてしまいそうで厳しい・・・。
なのでカラファテからまだ比較的近いチリ国境のチレチコへ行く事に決めました。
ヒッチハイクでまずリオ・ガジェゴからぐるっと大回りでRUTO3を通り、チリとの国境の町ロスアンティグオスまでいきます。
そこからチレチコへ行きそこから絶景だといわれるアウストラル街道を北上してプエルト・アイセンから船に乗りバリローチェへ向かうことにしました。
大回りになるけどエルカラファテから北上してショットカットする別名”地獄のRUTO40”はちょっと怖かったので安パイのRUTO3で!!
そして情報によるとバスで北上してバリローチェまで行くよりもプエルト・アイセンから船に乗ってバリローチェへ行く方が断然安いそうです。
ただ、このチレチコからプエルト・アイセンへの道、アウストラル街道はめちゃくちゃ綺麗な景色らしいのですが乗り継ぎがかなり面倒で時間もかかるそうだという話を聞きました。
エルカラファテでのヒッチハイク情報ですが、まずヒッチの時間。
やはり8時から12時くらいまでがベストらしいです。
エルカラファテの町ではヒッチをする人がいっぱいいるので先にやっている人がいるとどうしてもその人が優先になるのでなるべく早い時間にやるのが良いのです。
場所は宿のおばちゃんが言うには警察署の前がいいとの事でした。
そこでやっていて、念のため他の人にも聞いてみたら200M先にある町の出口の方がいいという人もいました。
私は町の出口で1時間ほど ”リオガジェゴス・カレタオリビア” と書いたボードをかかげてヒッチハイクをやっていましたが、車はまぁまぁ通るけど捕まらず・・・。
そしてある問題が発覚。
チリペソ、ほんの1600円程度しかない。。。
しかも今日から祝日で4連休、銀行はまずやってないから両替できない。。。
アルゼンチンぺソからチリペソの両替ができるんだろうか?小さい国境の町チレチコにATMはあるのだろうか?
という不安を抱えながらヒッチをしていると一台の車が停まってくれた。
車は汚くドライバーの雰囲気は正直よろしくはない。。。
「リオガジェゴスへいきますか?」 と 聞くと
「行くけど、なんとかかんとかゴニョゴニョ・・・」
何を言っているのか全く理解できずしかもゴニョゴニョいうてるし聞こえなかったので、窓越しじゃなくドアを開けて身を乗り出してもう一度ドライバーに交渉しようとした
そして衝撃的なモノを目にする。。。
ってかドライバー・・・ズボン降ろして下半身丸見えやんっ!!
どうやら変態ドライバーを捕まえてしまったようだ・・・。
下半身丸出しで車運転すなっ!!!・・・ほんま。
VISAの残日数の問題、両替の問題を抱えてた私は一気にやる気が無くなった。
その後速攻バスターミナルへ行きバリローチェ行きの高額バスチケットを買いました。
高すぎるチケット。
おかげさまでカラファテでコツコツと貯めてきたアルゼンチンペソが一気になくなり残金50ペソに。。。
チリペソもほとんど持ってない。ドルはある、けどあまり使いたくない。
とりあえずこれからバリローチェへ向かうのに50ペソ(350円)ではまずいと思い、バスの出発時間まで路上マッサージをして2時間でなんとか250ペソ稼ぐ事ができました。
とりあえず300ペソあればバリローチェで宿1泊はできる!!
なんとかなる!!
そしてバスに乗って一気に北上!
約33時間のバスの旅、この長時間移動こそパタゴニア!!
リオガジェゴスまではカマ(1等席)
足元もこんなに広々〜!!
って思ってたら中継地のリオガジェゴスからはバスを乗り換えてセミカマ(2等席)になっちゃった・・・。
夜ご飯はこんな感じです。
オレンジと紫と青のグラデーションがかった最高なマジックアワー。
夜は更け、日が出て、朝が来て、バスは同じような風景ひたすら走り続けます。
とにかく長い・・・。
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